絵手紙ラボ・年賀状〜暑中見舞いまで。色々な道具で手書きを楽しもう!

「青山杉雨の眼と書」展

展覧会

2012.08.14

全然書の内容はわかりませんが、単純にかっこよかったです。
青山さんは董其昌に出会い、62歳の時に第二の開眼をします。

ポイントメモ
「奇を持って正となす」by董其昌
「書は巧さより拙さを尊ぶべき」by傅山
『金剛不壊』(こんごうふえ)…ダイアモンドのように堅固で破壊されない事
・寄っても最後でバランスをとる。

気になった作品
・渓山放舟図(高士が舟中から山水に心を澄ませる景)
・緑梅図軸「朱昴之(シュコウシ)」…「梅」をあえて緑でかく斬新さ。それが却って春らしい。
・花卉(カキ?)図軸「陣鴻寿」
・旭日昇天「青山杉雨」

青山さんについてのメモ
・まず、気分が乗らなければならない
・立って書く映像も
・幽玄な仕事部屋
・書は均等を忌む
・書は歴史から離れられない
・コート紙に濃淡の書
・殷の青銅器から採用された文字
・石鼓文
・カスレと太さと強さ

絵でも書でも良いと言われているものは色々ありますが、自分が「何を良しとするか」の感覚は根底に持っていなければいけないんですね。

「青山杉雨の眼と書」展

2012年7月18日(水)~9月9日(日)

東京国立博物館 平成館

展覧会URL»