絵手紙ラボ・年賀状〜暑中見舞いまで。色々な道具で手書きを楽しもう!

「ボストン美術館 日本美術の至宝」

展覧会

2012.05.13

国立博物館のボストン美術館展行ってきました!
閉館1時間前でも会場は10分待ち、墨で描かれた屏風、掛け軸、襖絵を中心に見に行ったので、その他の所は飛ばし見しました。(平治物語絵巻とか、吉備真備入唐絵巻とか全然見てない…)
狩野派の山の描き方とかいいなぁとか思いながら見て回り、最終展示コーナーへ…
曽我蕭白?誰だ?とか思いながら行くと…

なんということでしょう

凄すぎです。
展示されているのはプロの絵師たちのですが、その中でもレベルが違います。
墨だけでこの表現力、濃淡の幅あり過ぎ。
比較的線の太さは人物、服、風景と揃っているのが多い中で、蕭白のものは 強さ、勢い、太さが混在しており、メリハリがあります。
かと思えば、鷹の絵では緻密な描写も見せており、基礎のしっかりしていることも伺えます。
戯けた場面も、生き生きしてます。
なんでも起用にできる人みたいです。もちろん構図のバランス、余白の美しさも完璧。

カッコイイ…

特に『商山四皓図屏風』が最高。
力強い自由な線とユーモアのある人物表現、流れと余白…
正しく奇才!

感銘受けすぎて帰ってすぐ『雲龍図』を模写。
もちろん本物のようにはいかないですが。

「ボストン美術館 日本美術の至宝」

2012年3月20日(火)~6月10日(日)

東京国立博物館 平成館

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