絵手紙ラボ・年賀状〜暑中見舞いまで。色々な道具で手書きを楽しもう！

美術館レポート

2013.12.04

MOCA (Museum Of Contemporary Art バンコク近代美術館④)

現代版のヒエロニムス・ボス。 SOMPONG ADUSARABHAN / Two Doors to Future SUDJAI CHAIYAPAN / The Differences of Living 1 SUDJAI CHAIYAPAN / The Differences of Living 2 真打登場！ 今までも陰鬱で重たい作品が多かったのに、タイの現代画家、プラティープ・コチャブア（PRATEEP KHOTCHABUA） 氏がその気分をさらに盛り上げ、見るものを追い込んできます。（←喜んでる） グロテスクで奇抜な色使い。気味が悪いのになぜか気になり、隅々まで見て唸ってしまう。 PRATEEP KHOTCHABUA / When man ignore art PRATEEP KHOTCHABUA / Dream land 2 PRATEEP KHOTCHABUA / Journey to the next world Ⅲ PRATEEP KHOTCHABUA / Journey to the next world Ⅳ PRATEEP KHOTCHABUA / Journey to the next world Ⅰ (Yearn) PRATEEP KHOTCHABUA / Journey to the next world Ⅱ (Yearn) 途中でプラネタリウム的な通路作品も。

４階５階は写真NG。（おそらくです…英語わからないので自信ないです）
4階は世界的に有名なタイ人画家、タワン・ダッチャニー(Thawan Duchanee)のコーナー。
赤、黒、金を使った独特の絵画です。墨絵風のものもあります。
これも観覧者に向かってくる。

大きなものが「群」展示してあるであるので迫力満点、精神世界へ誘われます。
５階はその他様々な国のアーティストの作品。
日本人では野田哲也氏と小林敬生氏の作品がありました。
ここにあったシュールな彫刻も素敵でした。

見終わったあとに残るのはひどい疲労感とすっきりしないどんよりした気分。
決して癒しとか、いい気分とかにはしてくれない。
ただ問いかけ、対峙してくるだけ。
「真実に目をそらしたままでいいのか？真相を隠した、ぬるま湯の現実で満足しているのか？」と。

‥‥これこそART！

併設のカフェでモニュメントを臨み余韻に浸る‥