絵手紙ラボ・年賀状〜暑中見舞いまで。色々な道具で手書きを楽しもう!

空海と密教美術展

展覧会

2011.08.08

上野の国立博物館に行ってきました。

すごい人!人!人! 仏具とか、書とか全然見えなくて、仏像だけ見てきました。 自分の興味のあるものだけを見る、という見方を最近やっとできるようになってきました。

①降三世明王像

四面、8本の手があります。左右の手の小指を結び、片足をあげ、リズミカルな ポーズをなさっています。腕が8つとは、顔が4つとか、現実ではありえないことなのに、 こうも自然に表現されると、素直に「かっこいい」と感じてしまいます。

②如意輪観音菩薩坐像

片ひざをたて、片方の手を後ろの床について(輪王坐)「ひじ付き」をしていらっしゃいます。 学校で授業中にしていたら怒られる、あのひじ付きです。 この余裕っぷりがすごい!偉そう! 「で、悩みは?」って上から目線なかんじがたまりません。 カリスマ性溢れる像です。

③蓮華虚空菩薩坐像

面長!そこら辺にいそうな親しみ安さがあります。孔雀に乗ってるんだけど、 その孔雀もまた、なんかのっぺりじてる! 癒し系です。

④帝釈天

イケメンでつくられる率が高い仏像ですね。 象に乗っています。落ち着いた、冷静、クールな感じ。 体格もいいです。

何千年も前の人の息吹、思想を感じることができるのは本当に 素敵なことです。色彩の剥げとかをみているとゾクゾクします。

「空海と密教美術」展

2011年7月20日(水) ~ 2011年9月25日(日)

東京国立博物館 平成館(上野公園)